
前回記事で投資等は何か?と投資先は何があるか?をお伝えしました。
今回は、いざ投資を始めよう!
スタートする上で必須な「証券口座開設」について書いていこうと思います。
目次
証券の選択
証券口座を開設する上で
「ネット証券口座」or「総合証券口座」
を開設することになります。
証券口座は複数持っても問題ありません。(※NISA口座は1人1口座のみです)
証券口座を選択する中で今日本には200以上の証券会社があります。
そんなたくさんの中からオススメの証券会社を紹介いたします。
それではそれぞれの概要とメリットデメリットなどを紹介します。
ネット証券会社
口座開設を検討している人で「ネット証券がいいよ」などとアドバイス受けた人もいると思いますが、なんでいいの?とわからない人もいると思います。
ネット証券は店舗を持たないネット上の証券口座です。
魅力は圧倒的な手数料の安さです。店舗型と違い、人件費等の経費が少ない分売買手数料が格段に安くなっています。
一例をあげると
総合証券の現物の売買手数料が(10万円までの取引)950円(みずほ証券)掛かってしまいます。
対して、ネット証券は90円(楽天証券、SBI証券など)となっています。
また国内株式、海外株式など取扱銘柄もとても充実しています。
といことは選択の幅が増えます。
もう一つメリットとしては取引ツールです。
まとめるとネット証券のメリットは、
- インターネット上で自分でやり取り
- 手数料格段にやすい
- ツール(アプリケーション)が充実している
- 取り扱い銘柄が多い
となります。
インターネット証券の主な会社
楽天証券
SBI証券
松井証券
マネックス証券
カブドットコム証券
総合証券会社
いわゆる店舗を持っている証券会社になります。
ネット証券に比べると手数料の差は歴然としているため,個人でやるにはネット証券が勧められがちです。
総合証券に関してあまり調べずに、ネット証券を開設して取引している人もいるかとは思います。
しかし総合証券にもメリットがありますので紹介します。
- 個別のサポートが充実している
- 情報やレポートなどを提供してくれる
総合証券の主な会社
野村証券
大和証券
みずほ証券
三菱UFJ証券ホールディングス
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
証券会社比較
それでは証券会社の比較を見ていきます。
■取引手数料比較
証券会社 | 株式売買手数料(円) | |||
10万まで | 20万まで | 50万まで | 100万まで | |
ネット証券 | ||||
楽天証券 | 90 | 105 | 250 | 487 |
SBI証券 | 90 | 105 | 250 | 487 |
松井証券 | 無料 | 300 | 500 | 1,000 |
カブドットコム証券 | 90 | 180 | 250 | 990 |
マネックス証券 | 100 | 180 | 450 | 1,000 |
総合証券 | ||||
みずほ証券 | 950 | 950 | 1,575 | 3,150 |
野村証券 | 2,080 | 2,080 | 5,200 | 8,864 |
■取扱商品比較
取扱商品 (銘柄数) |
投資信託 | 国内株式 | 海外株式 | ||||
総数 | ノーロード | 米国株 | 中国株 | ロシア株 | インド株 | ||
ネット証券 | |||||||
楽天証券 | 2,576 | 1,248 | 1,786 | 1,423 | 1,421 | 32 | 330 |
SBI証券 | 2,565 | 1,274 | 3,382 | 1,394 | 915 | - | - |
松井証券 | 389 | 383 | 904 | - | - | - | - |
カブドットコム証券 | 1,011 | 585 | 2,222 | - | - | - | - |
マネックス証券 | 1,121 | 683 | ○ 記載なし |
3,325 | 2,195 | - | - |
どっちの証券会社を選ぶ?
用途に合わせて選ぶ
IPO銘柄の充実
総合証券でもいいですがネット証券でも主幹となる証券会社はあります。
IPOを取引したいのであればSBI証券やマネックス証券を口座開設するといいでしょう。
ミニ株取引
入門編としてミニ株から始めることもいいでしょう。
ミニ株とは、通常であれば株式取引の場合、「単元」という最低取引量が決められています。
銘柄によって決められていますが、例えば
1株100円の株があったとします。単元が100株の銘柄であれば
100円×100株=10万から購入可能となります。
しかしミニ株の場合、1株単位から取引できる方法です。
その分リスクもリターンも少ないですが、取引の要領を掴んだり、どんなものか把握するのには適しているでしょう。ミニ株ができる証券会社は限られています。マネックス証券やカブドットコム証券がオススメです。
外国株式に投資したい
米国や中国などの経済大国や新興国の株式に投資したいとなれば、楽天証券やSBI証券を開設しておくと良いでしょう。取引銘柄数も多いですし積極的にレポートや情報配信もしています。
取引ツールの使いやすさ
取引ツールは個人取引を行う上で必須です。ネット証券の場合、ほどんどが自社の取引ツール(アプリ)を持っています。PCはもちろん、モバイルに対応しているものが多いです。アプリケーションで自分のスタイルに合わせてカスマイズできます。操作がわかりやすく、機能性に優れたアプリケーションを選ぶといいです。楽天証券や松井証券がオススメです。
オススメの証券会社
オススメは?と聞かれると、
何だかんだ言っても僕はネット証券一択です。
総合証券の場合、取引に大きな手数料がかかります。手数料はいわゆるその会社の利益です。
なので営業マンにもノルマがあります。
この売買手数料目的に多くの取引を紹介したり、投資金額の大きなものを勧めてくる場合もあります。
じゃあどこの証券会社がいいの?
まずSBI証券の口座は持っておくといいでしょう。
投資信託、株式投資ともに取引できる銘柄が多いことは魅力です。
僕の場合、ネット証券で楽天証券から初めて、SBI証券も口座開設しています。
比較表からもネット証券は手数料が格段に安い。
サービスも充実していますし、口座開設も無料で取引スピードも早いです。
しかもSBI証券はネット証券ながらIPO取り扱いもトップクラスです。
楽天証券の「MarketSPEED」はアプリケーションのクオリティーが高く使いやすいです。
投資は自己責任
取引を行う上で「投資は自己責任」です。
なので人の言うことを鵜呑みにしていては、いい成績が上がっていても長続きしないでしょう。
なので勉強です。取引手法も山ほどあるなかから自分にあったものを探していきます。
各ネット証券会社にも取引ツールがあります。
取引ツールにはたくさんの指標やチャート分析に使えます。
もちろん、その取引ツールも使い慣れていくことも大切です。
最初からあれもこれもは中途半端になりがちです。
まず入門編として1つの取引口座を開設することから始めましょう!
それから取引の幅を増やすために複数口座を用途に合わせて開設していくといいです。
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