証券取引所

投資の基本#5日本市場とアメリカ市場(海外市場との関係)

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前回記事では基本事項をまとめました。内容について少し触れましたが、現在日本では東京証券取引所、大阪取引所、TOKYO PRO Market、マザーズ、ジャスダック、名古屋証券取引所、札幌証券取引所、福岡証券取引所があります。

(前回の記事を確認するには以下をクリック↓)

[Money]投資の基本#4(投資手法と収益方法)

株式投資を始めるのならば、日本の証券取引所を把握した上でアメリカ市場や海外市場にも興味を持っておくといいでしょう。

今回は代表的な日本の証券取引所と海外取引所、そして相互関係(影響)についてもを抑えて行きましょう。

東京証券取引所

東京証券取引所(東証)は日本最大級です。

東証の中でもいくつか市場があり、以下に分類されます。

・東京証券取引所1部(東証一部)

・東京証券取引所2部(東証二部)

・東京証券取引所マザーズ(東証マザーズ)

・東京証券取引所JASDAQ(東証ジャスダック)

東証一部・二部

・東証一部

よく聞く言葉でしょう。「この会社は東証一部上場の企業だ」など耳にしたことはないですか。
東証一部に上場することは、一定以上の基準を満たしかつ厳しい審査を通った企業が上場できます。
例えば株主数や流通株式数、時価総額、純資産、利益、設立年数などです。
なので東証一部に上場することで、信頼度や知名度も上がり、一つのブランドを手にします。
その反面、多くの投資家や株主の注目を浴びますので多面からしっかり評価されます。
(現在、約2000社が上場)

東証二部

東証2部にも審査があり一部ほどではないが厳しい審査です。
東証一部上場を目指す企業はまず東証2部に新規上場し、さらに厳しい審査へ入って行きます。
(現在、約500社が上場)

東証マザーズ

マザーズは、ベンチャー企業に向けた市場です。
東証一部、二部では企業の成熟度いわば完成度が評価されるのに対し、マザーズは企業の成長性に重きを置きます。
こちらも株主数や時価総額など基準はありますが東証一部、二部ほど厳しい審査基準ではありません。
しかし、マザーズの位置づけとして「10年以内に東証一部までステップアップすること」として投資家にアピールしていきます。マザーズに上場することで、新興企業にとって資金確保の方法が一つ増えることになります。
また東証二部、そして一部への上場を目指していきます。
マザースは新興市場だけあってハイリスク・ハイリターンの投資と考えることが多いです。
(現在、約250社程度上場)

JASDAQ(ジャスダック)

マザーズと同様にこちらもベンチャー向けの新興市場です。
マザーズとの違いは東証一部への昇級が義務ではありません。
なので永続的にジャスダックでもいいわけです。
ジャスダックの中でも2つに分類されます。

・JASDAQスタンダード

ある程度利益が出ている一定水準の企業向けの市場です。

・JASDAQクロース

収支状況に関わらず将来性を重視した市場です。

(現在、合わせて約750社(スタンダード約700社、クロース約40社)ほど)

アメリカ市場の影響

日本市場はアメリカ市場に影響するということは少し勉強した方ならお判りでしょう。
ニュースや新聞などのメディアで、「日経平均株価」とともに「今日のNYダウは、」という言葉を聞いたことがあると思います。
・日経平均株価と日本を代表する株式225銘柄の平均株価のことです。
・NYダウ平均とはアメリカの代表的な株価指数でダウ工業株30種類平均です。
日本市場にどのような影響があるか。
NY(アメリカ)市場が上がれば日本市場も上がり、逆に下がれば下がるといった傾向にあります。
日本でも諸外国に比べ、アメリカに関わるニュースが多いのは、それだけ及ぼす影響が大きいからと言えます。
影響は世界にも及びます。近年でいえば2008年に起こったリーマンショック。
アメリカの大手証券会社リーマン・ブラザーズが破綻し、世界経済の悪材料になりました。

アメリカの証券取引所

アメリカは経済の中心でもあります。巨大なお金が動きます。
アメリカの取引所で特に有名なのは以下2つです。

・ニューヨーク取引所

・NASDAQ(ナスダック)

ニューヨーク取引所

世界最大規模の証券取引所です。
ご存知ニューヨーク州のウォール街にあります。
世界3大取引所と称されています。(他、ロンドン、東京)
世界一上場の難易度が高く、上場審査が厳しいです。なので世界金融市場の中心であり、世界の株式市場の動向に大きな影響を与えます。
世界各地の有名企業が上場しており、日本企業で言えばトヨタやソニー、本田などです。

上場企業数3200社(内外国企業460社)

NASDAQ(ナスダック)

世界最大級のベンチャー株式市場です。
ハイテク業、IT業など成長企業が上場しています。
規模は違いますが日本でいうマザーズのイメージです。
では市場規模はいうと時価総額6兆ドルなので約660兆円(110円/$)です。
日本の東証一部で約440兆円なので1.5倍のビック市場です。
ベンチャー企業だけでなくapple、Microsoft、google、Facebookなどの有名企業も上場しています。
なのでナスダックに総合指数(以下で説明)は重大な指標となります。

(上場企業数 約5500社)

日本市場と海外市場の取引時間

取引する上で日本市場と海外市場の取引時間は抑えて置く必要があります。

下表は全て日本時間ですのでお間違いなく。

アメリカやイギリスは夏時間を適応しているのでこちらもご注意を!

証券取引所 標準時間  サマータイム
日本   9:00〜15:00
アメリカ 23:30〜  6:00 22:30〜  5:00 (夏時間の適用)3月〜11月
イギリス 17:30〜  1:30 16:30〜  0:30 (夏時間の適用)3月〜11月
中国  香港 11:00〜17:00
 上海 10:30〜18:30

 

注目すべき経済指数

以下指数は主な代表株価指数になります。新聞などでも毎日掲載しているくらい代表的なものであり、日本もしくは世界経済を見ていくうえで重要な指標です。

国内株価指数

日経平均株価:日本を代表する225銘柄平均株価

TOPIX(トピックス):東証一部上場全銘柄の時価総額平均指数

 

 

海外株価指数

NYダウ平均:米ダウ・ジョーンズ社がアメリカ市場に上場代表30銘柄平均株価

S&P500:ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQの上場500銘柄平均株価

ナスダック総合指数:ナスダック上場(金融以外)100銘柄 時価総額加重平均


まだまだアメリカは言わずと知れた世界経済大国です。

ベンチャーキャピタルの投資金額も日本の10倍以上とされていて、資金の集まる額が大きいです。

日本市場と比べても市場規模・時価総額が圧倒的に違います。

Apple、Amazon、Microsoft、alphabet(googleの持ち株会社)、Facebookは世界の時価総額TOP5です。

ナスダック上場企業が世界経済に及ぼす影響が少なからず分かると思います。

なのでアメリカ市場の動向はチェックしていく習慣をつけていくといいでしょう!

しかし中国、インドなどの新興国が経済成長で頭角を出すなか、アメリカの地位は相対的に低下してきてはいます。

そのことから日本とアメリカだけでなく、中国をはじめとする新興国、または世界各国の動向にも注目していくべきでしょう。

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